現役高専生が伝えたい高専!初級編

こんにちは。Joshuaです。

今回のテーマは,現在私が在学している,高専という学校についてです。

私が現役高専生として,現在まで6年以上過ごしてきた中で感じた様々な特徴を,

大きなものから小さなものまで,複数回にわたって解説していきたいと思います。

個人的には,最近の人気漫画である「呪術廻戦」の舞台「呪術高専東京校」の影響で高専の知名度が上がったと感じています。

その中で以下のようなツイートから,高専について知った方もいるのではないでしょうか。

両ツイートともかなり拡散されており,簡単な説明が付け加えられています。

それでは,高専という学校の特徴やメリット・デメリットについて記していきたいと思いますが,

今回は,手始めに高専という学校がどういったコンセプトを持つ学校なのか,

何をしている学校なのか,というのをお伝えしようと思います。

高専とは…

そもそも高専とはどのような学校なのでしょうか。

 高等専門学校は実践的・創造的技術者を養成することを目的とした高等教育機関です。

 全国に国公私立合わせて57校あり、全体で約6万人の学生が学んでいます。

高等専門学校(高専)について:文部科学省 より引用

1都道府県当たりに1,21…校となりますが,

埼玉県,神奈川県,山梨県,滋賀県,佐賀県には高専が設置されていませんし,

学校数自体が少ないですから,

地域によっては高専の存在すら知らないよ。という方もおられるかと思います。

他にも,

高等専門学校は昭和37年4月に制度化された高等教育機関で、現在全国で国公私立あわせて57校が設置されています。

中学校卒業者を対象とした5年制の学校で、16歳からの一貫教育を実践し、一般科目と専門科目を効率的に学びながら、理論と実践を兼ね備えた技術者を育成しています。卒業後は準学士の称号が授与されます。

さらに、プラス2年の専攻科※を加えると高校プラス大学同等の「7年間の一貫教育」となりま

高専とは|サレジオ高専 公式サイト より引用

と記述されています。

元々は,高度経済成長期の日本における技術者不足を解消するために,大卒よりも早く即戦力として,

また同等の知識と技術を有した技術者を輩出するための学校でした。

実験・実習を重視する専門教育を早期から行うことで、20歳の卒業時には大学学部卒に相当する工学の知識と技術が身につく教育課程を編成しています。

高等専門学校とは|国立高専機構 沼津高専

これらをまとめると,

・大学と同じ高等教育機関

中学校卒業後の高校3年間 + 短期大学2年分の計5年間で,

大卒レベルの技術者を早く育成するための教育を行う学校

ということです。

本来高校の3年間で基礎や教養を学び,大学の4年で工学の知識や技術を学ぶところを,

高専という学校で5年間に技術者として必要な知識・技術だけを詰め込んだ形ですね。

上記の専攻科については,今後の更新(高専卒業後の進路関連について)の際に詳しくお伝えできれば,と思います。

今回のまとめ

高専という学校のコンセプトについて,ご理解いただけたでしょうか?

高専は,早期から技術者としての活躍を期待して作られた学校となっています。

また,学校の数自体も少なく,全国の1学年が約120万人と言われますが,

そのうち5%ほどの学生しか在籍していない,希少な学校になります。

あまり長くなっても分かりにくいでしょうから,

今回はこのあたりでまとめさせていただきたいと思います。

ここまで読んでいただき,ありがとうございました。

次回は,高専の入試および入学,授業の難易度など,学業面についてまとめようと考えています。

是非,次回もご覧ください。

何か不明点や気になる点,確認したい点などございましたら,コメントにてご連絡ください。

それではまた。

Joshua

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